Tradeviewのレバレッジ!変更の手順や制限がかかるケースも紹介

Tradeview(トレードビュー)では、最大500倍のレバレッジで取引可能です。

ただし、口座タイプや銘柄ごとに最大レバレッジは異なります。

この記事では、Tradeviewの口座タイプや銘柄ごとの最大レバレッジ、またTradeviewで課されるレバレッジ制限・規制についても解説しています。

Tradeviewのレバレッジ確認方法や変更方法を他の海外FX業者との比較しながら解説しているので、是非参考にしてください。

目次

Tradeview(トレードビュー)のレバレッジ制限・規制

Tradeview(トレードビュー)の最大レバレッジは500倍ですが、以下のレバレッジ制限・規制があります。

以上の内容を1つずつ解説していきます。

口座タイプによる制限・規制

Tradeview(トレードビュー)の口座タイプは4種類あり、口座タイプにより最大レバレッジは、以下のように制限・規制されています。

口座タイプ最大レバレッジ
Xレバレッジ口座500倍
ILC口座200倍
cTrader口座400倍
Currenex口座400倍

※2024年2月時点で、TradeviewのCurrenex口座は、新規の口座開設を停止しています。

以上のように、Xレバレッジ口座以外の口座タイプは、最大レバレッジが制限されています。

ただ、Tradeviewでは1アカウントにつき最大5口座まで追加口座を保有できます。

よって、トレード期間の長短により口座タイプの使い分けも可能です。

口座開設時は初期レバレッジ

Tradeview(トレードビュー)では、口座開設後の最大レバレッジが100倍に設定されています。

Tradeviewでの口座開設後、最大レバレッジの変更を行いたい場合は、後述する「Tradeview(トレードビュー)のレバレッジ変更方法」を参照してください。

口座残高による制限・規制

Tradeview(トレードビュー)では口座残高による制限・規制も行われます。

口座残高が1000万円以上になると、レバレッジは100倍まで制限されてしまいます。

Tradeviewの口座残高による制限・規制はアカウント単位で行われるため、Tradeviewで保有している全ての口座残高合計により制限・規制の判断は行われます。

また、レバレッジが制限されると必要となる証拠金が増えるため、証拠金不足にならないよう注意が必要です。

取引量(ロット数)による制限・規制はなし

Tradeviewではロット数による制限・規制はありません。

ただし、口座タイプごとに1回に注文できるロット数は以下のように定められています。

口座タイプ最小ロット最大ロット
Xレバレッジ口座0.01ロット75ロット
ILC口座0.1ロット75ロット
cTrader口座0.01ロット75ロット
口座タイプごとの最大・最小ロット数

以上のように、ILC口座のみ最小ロットが0.1ロットになので、ロット調整する際は注意が必要です。

ちなみに、Tradeviewの「FX通貨ペア」の1ロットは「100,000通貨」に設定されています。

ただし、TradeviewのCFD銘柄の1ロット単位は銘柄ごとに異なるため、取引前には確認が必要です。

Tradeview(トレードビュー)の銘柄別最大レバレッジ一覧

Tradeview(トレードビュー)の取引できる銘柄ごとの最大レバレッジ一覧を確認していきましょう。

Tradeviewで取引できるCFD銘柄は、以下の4カテゴリーになります。

TradeviewのCFD銘柄で利用可能な最大レバレッジを解説していきます。

貴金属CFD(ゴールド・シルバー)

Tradeview(トレードビュー)の貴金属CFDの最大レバレッジは、以下の通りです。

銘柄名最大レバレッジ
XAUUSD(ゴールド)500倍
XAGUSD(シルバー)500倍
PLATINUM(プラチナ)20倍
PALLADIUM(パラジウム)20倍


Tradeviewでは、ゴールド・シルバー以外の銘柄の最大レバレッジが制限されているため、必要となる資金を多めに用意する必要があります。

エネルギーCFD

Tradeview(トレードビュー)のエネルギーCFDの最大レバレッジは、以下の通りです。

銘柄名最大レバレッジ
CRUDEOIL(原油)100倍
UKOIL(ブレント原油)100倍
NGAS(天然ガス)10倍


TradeviewのエネルギーCFDは、全ての銘柄で最大レバレッジが制限されています。

特に、NGASに関しては最大レバレッジが10倍とレバレッジ制限が厳しい銘柄となります。

株式指数

Tradeview(トレードビュー)の株式指数CFDの最大レバレッジは、以下の通りです。

銘柄名最大レバレッジ
AUS200(オーストラリア200)50倍
FCHI(フランス40)50倍
GDAXI(ドイツ40)100倍
HSI(香港ハンセン)100倍
J225(日経225)100倍
NDX(ナスダック)100倍
STOXX50E(ユーロ50)50倍
SPXm(S&P)100倍
UK100(イギリス100)50倍
WS30(ダウ)200倍


Tradeviewの株式指数CFDは、銘柄ごとに最大レバレッジの制限が異なるため、取引前には確認が必要です。

仮想通貨CFD

Tradeview(トレードビュー)の仮想通貨CFDの最大レバレッジは、以下の通りです。

銘柄名レバレッジ
BTCUSD(ビットコイン)10倍
ETHUSD(イーサリアム)5倍
LTCUSD(ライトコイン)5倍
XRPUSD(リップル)5倍


仮想通貨CFDは値動きが大きくリスクも高いため、Tradeviewでは顧客保護の観点から、仮想通貨CFDの最大レバレッジを厳しく制限しています。

Tradeview(トレードビュー)のレバレッジを海外FX他社と比較

Tradeview(トレードビュー)のレバレッジを以下の海外FX業者と比較していきます。

比較対象

どちらの業者も日本での人気・知名度がともに高く、狭いスプレッドなどハイスペックな取引環境が整えられている海外FX業者です。

AXIORYと比較

TradeviewとAXIORYのレバレッジを比較すると以下のようになります。

スクロールできます
業者名最大レバレッジCFD銘柄の制限口座残高による制限取引ロットによる制限口座タイプによる制限
Tradeview
-Xレバレッジ口座
500倍貴金属CFD:最大レバレッジ500倍
エネルギーCFD:最大レバレッジ100倍
株価指数CFD:200倍
仮想通貨CFD:10倍
口座残高による制限(100倍まで)あり
AXIORY
-スタンダード口座
400倍貴金属CFD:最大レバレッジ100倍
エネルギーCFD:最大レバレッジ20倍
株価指数CFD:100倍
口座残高(50倍まで)あり


TradeviewのXレバレッジ口座とAXIORYのスタンダード口座を比較しています。

口座名は異なりますが、Xレバレッジ口座はTradeviewのスタンダード口座に該当する口座です。

最大レバレッジはTradeviewの方が高いものの、同じような制限が課されています。

ただ、Tradeviewの各カテゴリの最大レバレッジはいずれも高い設定です。

両者ともに口座残高による制限もあります。

口座残高による制限がある場合、口座残高が一定額を超えると段階的に利用できるレバレッジは低くなります。

具体的な例

Tradeviewでは口座残高が1,000万円を超えると、最大レバレッジが100倍に制限され、AXIORYでは200倍に制限されます。

ただし、AXIORYでは口座残高によって50倍まで制限が課される点には注意が必要です。

XMTradingと比較

TradeviewとXMTradingのレバレッジを比較すると以下のようになります。

スクロールできます
業者名最大レバレッジCFD銘柄の制限口座残高による制限取引ロットによる制限口座タイプによる制限
Tradeview(Xレバレッジ口座)500倍貴金属CFD:最大レバレッジ500倍
エネルギーCFD:最大レバレッジ100倍
株価指数CFD:200倍
仮想通貨CFD:10倍
100倍まであり
XM(スタンダード口座)1,000倍貴金属CFD:最大レバレッジ1,000倍
エネルギーCFD:最大レバレッジ200倍
株価指数CFD:500倍
仮想通貨CFD:500倍
100倍まで仮想通貨CFDのみあり


XMは海外FXの中でも、比較的高いレバレッジで取引できる業者と言えます。

レバレッジが制限されるとはいえ、XMのCFD銘柄は軒並み高いレバレッジでの取引が可能です。

ただし、XMの仮想通貨CFDに関しては、取引数量によるレバレッジ制限が課されます。

また、口座残高による制限はTradeview、XMともに100倍までの設定で、口座タイプによる制限も同様の設定です。

Tradeview(トレードビュー)のレバレッジ変更方法

Tradeview(トレードビュー)の最大レバレッジを確認・変更する方法を解説していきます。

レバレッジの初期設定値は100倍なので、変更手続きを行わない限り、Tradeview本来の最大レバレッジを利用できません。

口座開設後は忘れずにレバレッジ変更手続きを行いましょう。

現在設定されている最大レバレッジを確認する

Tradeviewの取引口座に現在設定されている最大レバレッジを確認するには、以下の手順で行います。

最大レバレッジの確認手順
  • Tradeviewのマイページにログインする
    Tradeviewの公式サイトから、マイページにログインします。
  • ログイン後マイページの「口座サマリー」からレバレッジを確認する
    Tradeviewのマイページ上部メニュー「口座サマリー」をクリックすると、口座の詳細情報が表示されます。上から4番目のバーアイコン横に、現在設定されている最大レバレッジの数値が表示されています。

設定されている最大レバレッジを変更する

Tradeviewの取引口座に現在設定されている最大レバレッジを変更するには、「トレードビュー口座 レバレッジ変更申請」ページから行います。

変更申請に必要な、以下の項目の入力を行ってください。

お名前(ローマ字)名前をローマ字で入力
メールアドレスメールアドレスを入力
口座番号レバレッジ変更をする口座番号を入力
ご希望のレバレッジ変更を希望するレバレッジを入力


以上の入力が完了したら、レバレッジの取引リスクに関する同意事項にチェックを入れ、変更申請ページ下部の「送信する」をクリックします。

以上でTradeviewの最大レバレッジ変更手続きは完了です。

Tradeview(トレードビュー)のレバレッジ計算方法

Tradeview(トレードビュー)でのレバレッジ取引を行うには、証拠金が必要です。

また、適切なリスク管理を行うために、現在どの程度のレバレッジを利用しているのかも知る必要があるでしょう。

それぞれの計算方法を解説していきます。

必要証拠金の計算方法

はじめに必要証拠金の計算方法を解説していきます。

必要証拠金とは取引を行う際に、口座に入れておかなければならない最低限の資金のことです。

必要証拠金の計算式は、以下の通り。

必要証拠金=現在レート×取引数量÷最大レバレッジ

具体例で確認していきましょう。

具体例
  • 現在レート:ドル円=145円
  • 取引数量:1ロット(ドル円1ロットは100,000通貨)
  • 最大レバレッジ:Xレバレッジ口座500倍

上記ケースにおける必要証拠金の計算をしてみます。

現在レート145円×取引数量1ロット×100,000通貨÷500倍=29,000円

このケースでは、29,000円の資金を口座に入れておかなければ、Tradeviewでのレバレッジ取引はできないとわかりました。

有効証拠金の計算方法

次に、有効証拠金の計算方法も確認していきましょう。

有効証拠金とは、トレードに利用できる証拠金の総額です。

簡単に言うと、口座残高に保有ポジションの含み益や含み損を含めた金額になります。

通常ボーナス金額も含めますが、Tradeviewにはボーナスがないので、今回はボーナス金額を考慮しません。

有効証拠金を計算式で表すと以下のようになります。

有効証拠金=証拠金(口座残高)+含み損益

実効レバレッジの計算方法

有効証拠金は、実際に利用している実効レバレッジを算出する際にも利用できます。

実効レバレッジとは、有効証拠金に対し、現在保有しているポジションが何倍になるのかを表した数値です。

以下の計算式により算出します。

実効レバレッジの計算方法
  • 実効レバレッジ=取引金額÷有効証拠金
  • 取引金額=取引数量×現在レート

具体例で確認していきましょう。

具体例
  • 現在レート:ドル円=145円
  • 取引数量:0.5ロット(ドル円1ロットは100,000通貨)
  • 証拠金(口座残高):80,000円
  • 含み損益:プラス20,000円
  • 最大レバレッジ:500倍

実効レバレッジの計算式にあてはめると、以下のようになります。

取引金額(145円×0.5ロット×100,000通貨)÷有効証拠金(80,000円+20,000円)=72.5倍

上記ケースでの実効レバレッジは72.5倍になるため、リスクは適正な範囲内にあるといえるでしょう。

ただし、リスクの適正な範囲はトレードスタイルなどにより変わるため、ケースごとに考える必要があります。

TradeView(トレードビュー)のレバレッジに関するよくある質問

TradeView(トレードビュー)のレバレッジに関する「よくある質問」に回答していきます。

Tradeview(トレードビュー)の最大レバレッジは何倍ですか?

Tradeviewで利用できる最大レバレッジは500倍です。

ただし、Tradeviewの4種の口座タイプや銘柄により最大レバレッジは制限されます。

500倍で取引できるのは、TradeviewのXレバレッジ口座で、FX通貨ペアやゴールド・シルバーの取引をするときのみ利用可能です。

また、Tradeviewで保有中の口座残高合計による制限も受けるため、注意が必要でしょう。

cTraderの最大レバレッジは何倍ですか?

TradeviewのcTrader口座の最大レバレッジは400倍です。

TradeviewのcTrader口座ならスキャルピングトレードなどで利用できる「cTrade」の使用が可能です。

cTraderとは短期トレードに特化した取引プラットフォームで、機能性や操作性に優れています。

約定力も高いため、快適な環境下での短期トレードが可能です。

TradeView(トレードビュー)ではゼロカットはありますか?

はい、TradeViewではゼロカットを採用しています。

ゼロカットとは想定外の損失が発生した場合、口座残高以上の損失を補填してくれる仕組みです。

相場急変時などにより、ロスカットが間に合わない場合などに適用されます。

たとえ口座残高以上の損失が発生した場合でも、Tradeviewがマイナス残高を補填してくれるため、追証(追加証拠金)は求められません。

ロスカット水準は証拠金維持率何%ですか?

TradeViewのロスカットは、証拠金維持率が100%を下回ると発動します。

つまり、取引時に必要となる証拠金額を下回るとロスカットされるということです。

TradeViewの必要証拠金は以下の計算式による算出可能です。

必要証拠金=現在レート×取引数量÷最大レバレッジ

デモ口座のレバレッジは変更できますか?

TradeViewのデモ口座は、マイページへのログインができないため、レバレッジ変更はできません。

TradeViewのデモ口座申し込み時なら、1~400倍の範囲内でレバレッジ設定が行えます。

ただし、一度設定すると後からレバレッジの変更はできません。

Tradeview(トレードビュー)の評判・口コミは?

Tradeviewの良い評判・口コミとしては、以下のような評判・口コミが一般的です。

良い評判・口コミ
  • NDD方式を採用しているため取引の透明性が高い
  • スプレッドドコストが安い
  • cTraderでのスキャルピングができる

このような評判・口コミからもわかるように、Tradeviewの取引環境には定評あります。

一方で悪い評判・口コミとして、以下のような評判・口コミが散見されます。

悪い評判・口コミ
  • 公式サイトやサポートがいまいち
  • ボーナスキャンペーンがない
  • 初回入金額が高い

このような評判・口コミが多くなるのは、Tradeviewが初心者向け業者ではないことが主な理由と言えるでしょう。

Tradeview(トレードビュー)では出金拒否はありますか?

いいえ、Tradeviewでは、悪質な出金拒否が行われた事例はありません。

ただし、Tradeviewの出金ルールに反した出金はできないため、Tradeviewの出金ルールに関する知識は必要です。

入金方法は何がありますか?

Tradeviewには以下の入金方法があります。

入金方法
  • 海外銀行送金入金
  • クレジットカード入金
  • オンラインウォレット入金(bitwallet、STICPAYなど)

Tradeviewオンラインウォレット入金では、様々な種類の入金サービスに対応しています。しかし、日本円が使用できない場合もあるため、注意が必要です。

Tradeview(トレードビュー)のレバレッジ制限・規制まとめ

TradeViewでは、最大500倍のレバレッジで取引できます。しかし、以下の制限・規制には注意が必要です。

まとめ
  • 口座タイプによる制限・規制
  • 口座開設時は初期レバレッジ
  • 口座残高による制限・規制

TradeViewに口座開設すると、どの口座タイプでも最大レバレッジは100倍に設定されています。

高いレバレッジで取引したい場合は、変更申請手続きを行う必要があります。

TradeViewの取引口座に現在設定されている最大レバレッジを確認するには、TradeViewのマイページにログイン後「口座サマリー」から行います。

また、TradeViewのCFD取引をする際は、銘柄ごとに最大レバレッジが異なるため、当記事の「Tradeview(トレードビュー)の銘柄別最大レバレッジ一覧」を取引前に必ず参照することをおすすめします。

最後に注意すべき点として、レバレッジ取引をする前に「必要証拠金の計算方法」やリスク把握のための「実効レバレッジの計算方法」などの参照もおすすめします。

Tradeviewならレバレッジで資金効率を高めつつ、スプレッドコストを抑えた取引が可能です。

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