海外FXのレバレッジ比較ランキング!おすすめ業者や制限・規制も解説

海外FXの魅力と言えば、国内FXとは比較にならないハイレバレッジによる資金効率の高さですよね。

国内ブローカーの最大レバレッジは25倍に制限されていますが、海外では数千倍から無制限まで、多数のハイレバ業者も存在します。

しかし、中には最大レバレッジが高くても口座残高による制限が厳しかったり、安全性が十分ではない海外FX業者も一部存在します。

そこでこの記事では、安全性やその他のスペックも加味した上で、2024年2月の今一番おすすめのハイレバ海外FX業者をランキング形式でご紹介していきます。

この記事で分かること
  • レバレッジで選ぶおすすめ海外FX業者ランキング
  • ハイレバ業者を選ぶときのポイント
  • ハイレバトレードのコツや注意点
目次

海外FX業者レバレッジ比較一覧

まずは、主要な海外FX業者のレバレッジ比較表を見ていきましょう。

初心者向け口座(STP方式)と、中級者向け口座(ECN方式)のそれぞれで、最大レバレッジやロスカット水準などを比較していきます。

初心者向け口座・取引コストはスプレッドのみ
・ボーナスが適用されることも多い
中級者向け口座・取引コストはスプレッド+取引手数料
・低スプレッドと取引透明性の高さが特徴
・レバレッジは低めの設定が多い

海外FXの初心者向け口座のレバレッジ比較表は、次のとおりです。

スクロールできます
海外FX業者口座タイプ最大レバレッジロスカット水準初回最低入金額
Exnessスタンダード無制限0%10ドル
HFMプレミアム2000倍20%1円
LandPrimePro2000倍0%1,000円
BigBossスタンダード1111倍20%1円
XMTradingスタンダード1000倍20%500円
FXGTスタンダード+1000倍20%5ドル
AXIORYマックス1000倍20%1100円
TitanFXマイクロ1000倍20%1円
FXDDマックスレバレッジ1000倍50%2万円
IS6FXスタンダード1000倍20%5,000円
ThreeTraderPureスプレッド500倍20%1万円
iFOREXエリート400倍0%1万円
tradeviewXレバレッジ500倍100%100ドル
初心者向け口座のレバレッジ比較

続いて、海外FXの中級者向け口座のレバレッジ比較表は、次のとおりです。

スクロールできます
海外FX業者口座タイプ最大レバレッジロスカット水準初回最低入金額
Exnessロースプレッド無制限0%1000USD
HFMゼロ2000倍20%13,000円
BigBossプロスプレッド1111倍20%1円
FXGTECN1000倍40%5SD
LandPrimeECN1000倍0%10万円
XMTradingゼロ500倍20%500円
TitanFXブレード500倍20%200USD
ThreeTraderrawゼロ500倍20%10万円
FXDDプレミアム500倍50%2万円
AXIORYナノ/テラ400倍20%1100円
TradeViewILC200倍100%1,000ドル
中級者向け口座の最大レバレッジ比較

海外FXの中級者向け口座は、初心者向け口座よりもレバレッジが低めに設定されていることが多いです。

しかし、スプレッド約定力の面では中級者向け口座に強みがあり、スキャルピングなど注文精度が要求される取引では、中級者向け口座の方がおすすめです。

レバレッジ重視の海外FX業者のおすすめの選び方

海外FXでレバレッジの高い業者を選ぶときには、最大レバレッジの高さだけではなく、以下のポイントも一緒にチェックしておくと良いでしょう。

ハイレバ業者のおすすめの選び方
  • 口座残高や取引量によるレバレッジ制限・規制をチェック
  • 口座タイプによる制限・規制をチェック
  • ロスカット水準をチェック
  • レバレッジの倍率に加え安全性も必ずチェック

①口座残高や取引量によるレバレッジ制限・規制をチェック

海外FXでは口座ごとの最大レバレッジに加え、口座残高や取引量によるレバレッジ制限が設けられていることが多いです。

レバレッジ制限が厳しい海外FX業者だと、大口取引の際に希望するレバレッジ倍率での取引ができないこともあるため、注意が必要です。

なお、以下の海外FX業者では口座残高や取引量によるレバレッジ制限がないため、大口取引中心の方にはこちらもおすすめです。

口座残高や取引量によるレバレッジ制限がない海外FX業者
  • TitanFX
  • ThreeTrader
  • iFOREX

②口座タイプによる制限・規制をチェック

海外FX業者の多くがスペックによって複数の口座タイプを用意していますが、口座タイプによるレバレッジ制限・規制がある場合もあります。

口座タイプによるレバレッジ制限・規制の例
  • 基本的にSTP口座の方が最大レバレッジが高い
  • ECN口座の最大レバレッジは低めの設定が多い
  • レバレッジ特化型口座はボーナスの有無や入金額に制限があることも

海外FX業者を選ぶ際に、使いたい口座タイプの最大レバレッジが何倍かも、合わせてチェックしておきましょう。

③ロスカット水準をチェック

最大レバレッジが高くても、ロスカット水準が高いとすぐにロスカットされてしまいます。

海外FX業者の平均的なロスカット水準は20%ですので、これを基準にチェックするのがおすすめです。

④レバレッジの倍率に加え安全性も必ずチェック

ハイレバレッジを提供する海外FX業者の中には、新興業者やライセンスを取得していない業者も一部存在します。

レバレッジの高さは魅力的ですが、運営実績や過去の出金拒否の有無など、海外FX業者の安全性も必ず調べておくようにしましょう。

安全性の高い海外FX業者の特徴
  • 運営実績が長い
  • 過去に悪質な出金拒否の経歴がない
  • 金融ライセンスを取得している

海外FXのレバレッジが高いおすすめ業者ランキング【2024年最新】

それでは、いよいよランキングを見ていきましょう。

2024年2月最新の海外FXレバレッジおすすめ業者ランキングがこちらです。

海外FX業者
クリックで公式サイトへ
最大レバレッジロスカット水準解説部分
1位
Exness
無制限0%詳細
2位
HFM(HotForex)
2000倍20%詳細
3位
BigBoss
1111倍20%詳細
4位
XMTrading
1000倍20%詳細
5位
FXGT
1000倍20%詳細
6位
IS6FX
1000倍20%詳細
7位
TitanFX
500倍20%詳細
8位
ThreeTrader
500倍20%詳細
9位
AXIORY
400倍20%詳細
10位
iFOREX
400倍0%詳細
ランキングの根拠

今回の記事では最大レバレッジの高さをもとにランキングを作成しました。(調査日:)

なお、少額取引向けの口座タイプは最大レバレッジ比較の対象外としています。

比較した海外FX業者は以下の25社です。

XMTrading/FXGT/Exness/AXIORY/TitanFX/iFOREX/IS6FX/BigBoss/ThreeTrader/HFM/LandPrime/tradeview/FXDD/FBS/IronFX/GeneTrade/MYFXMarkets/IFCMarkets/FXFair/TradersTrust/easymarkets/MiltonMarkets/Vantage/FXPro/axi

ただし、以下に該当する海外FX業者は除外し、上位10業者をランキング形式で紹介しています。

  • 安全性が低い(金融ライセンスを取得していない、公式サイトでの運営実態が不透明など)
  • 日本語サポートがなく使いづらい

1位 Exness:無制限

Exness公式サイト
Exness公式サイト

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング1位は、Exness(エクスネス)です。

Exnessではなんとレバレッジ21億倍(実質無制限)での取引が可能で、資金効率の高さは海外FX業者の中でも群を抜いています。

スプレッドも狭いため、スキャルピングなどの短期トレードでもコストを抑えながら取引することができるでしょう。

口座開設時の最大レバレッジは2000倍ですが、以下の条件を達成することでレバレッジ無制限を解放できます。

  • 有効証拠金が1,000USD(相当)未満
  • リアル口座で合計10回以上の取引を完了する(指値注文を除く)
  • リアル口座で合計5ロット(50万通貨)以上の取引を完了する

また、Exnessでは口座残高によるレバレッジ制限が適用されます。

口座残高最大レバレッジ
$1,000未満無制限(21億倍)
$1,000〜$4,9992,000倍
$5,000ドル〜$29,9991,000倍
$30,000以上500倍

2位 HFM(HotForex):最大2000倍

HFM公式サイト
HFM公式サイト

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング2位は、最大レバレッジ2000倍のHFM(HotForex)です。

HFM(HotForex)は以前までスプレッドの広さがデメリットでしたが、2023年の大幅アップデートで取引コストは各段に改善されています。

レバレッジ制限も比較的ゆるやかで、大口取引でも制限を気にせず取引することができます。

HFM(HotForex)では、口座残高によるレバレッジ制限が適用されます。

口座残高最大レバレッジ
~$49,9992000倍
~$39,9991000倍
~$99,999500倍
$100,000~75倍

3位 BigBoss:最大2222倍

BigBoss公式サイト
BigBoss公式サイト

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング3位は、BigBoss(ビッグボス)です。

レバレッジ1111倍のスタンダード口座、プロスプレッド口座に加え、新たにレバレッジ2222倍のデラックス口座が登場しました。

スクロールできます
スタンダード口座プロスプレッド口座デラックス口座
取引方式STPSTP/ECNSTP
最大レバレッジ1111倍1111倍2222倍
ロスカット水準20%20%0%
取引手数料無料1ロット片道4.5ドル1ロット片道2.5ドル

BigBossはキャンペーンの開催にも積極的なので、ボーナスを活用することでさらに資金効率を高めることができるでしょう。

BigBossでは、口座残高によるレバレッジ制限が適用されます。

スタンダード口座・プロスプレッド口座のレバレッジ制限

口座残高最大レバレッジ
$0~$19,9991111倍
$20,000~$49,999555倍
$50,000~$99,999200倍
$100,000以上100倍

デラックス口座のレバレッジ制限

口座残高最大レバレッジ
$0~$10,0002222倍※
$10,001~$19,9991111倍
$20,000~$49,999555倍
$50,000~$99,999200倍
$100,000以上100倍
※期間限定で無条件
2024年5月頃から条件付きになる予定

4位 XMTrading:最大1000倍

XMTrading公式サイト
XMTrading公式サイト

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング4位は、XMTrading(エックスエム)です。

XMTradingでは新たに登場した「KIWAMI極口座」のスペックが魅力です。

KIWAMI極口座のメリット
  • 最小0.6pipsの超低スプレッド
  • 取引手数料無料
  • 最大レバレッジは1000倍

さらに、KIWAMI極口座では13,000円の新規口座開設ボーナスが用意されています。自己資金なしでもハイレバトレードを体験することができるので、ぜひこの機会に試してみてください。

XMTradingでは証拠金残高(アカウント単位)でのレバレッジ制限・規制が適用されます。

証拠金残高最大レバレッジ
$5~$40,0001000倍
$40,001~$80,000500倍
$80,001~$200,000200倍
$200,001以上100倍

5位 FXGT:最大1000倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング5位は、FXGT(エフエックスジーティー)です。

最大レバレッジ1000倍は海外FX業者としては平均的ですが、仮想通貨FXもレバレッジ1000倍で取引できるのはFXGTだけ。

今注目の仮想通貨を高い資金効率で取引したい方にはピッタリです。

新規口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、高額キャンペーンも多数用意されています。

FXGTでは、ダイナミックレバレッジという取引量によるレバレッジ制限が適用されます。

ポジション総量最大レバレッジ
$300,000未満1,000倍
$300,000〜$1,000,000500倍
$1000,000〜$2,000,000200倍
$2000,000〜$3,000,000100倍
$3000,000〜$,5000,00050倍
$,5000,000〜20倍

6位 IS6FX:最大1000倍

IS6FX公式サイト

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング6位は、IS6FXです。

IS6FXは豪華なボーナスキャンペーンが特徴的な海外FX業者です。口座開設ボーナスや入金ボーナスはもちろん、景品プレゼントや元本復活口座など、ユニークなキャンペーンが多数開催されます。

過去にはレバレッジ6000倍口座も口座数限定で提供されたことがあるため、見逃したくない方は最新情報をこまめにチェックしておくのがおすすめです。

IS6FXでは、口座残高によるレバレッジ制限が適用されます。

口座残高最大レバレッジ
$20,000未満1000倍
$20,000以上500倍
$50,000以上200倍
$100,000以上100倍

7位 TitanFX:最大500倍

TitanFX公式サイト
TitanFX公式サイト

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング7位は、TitanFX(タイタンFX)です。

TitanFXでは、少額取引向けのマイクロ口座でレバレッジ1000倍、スタンダード口座(基本口座)とブレード口座(ECN口座)でレバレッジ500倍での取引ができます。

マイクロ口座スタンダード口座ブレード口座
取引方式STPSTPECN
1ロット通貨単位1000通貨10万通貨10万通貨
最大レバレッジ1000倍500倍500倍
ロスカット水準20%20%20%
スプレッド広い狭い狭い

最大レバレッジこそ他の海外FX業者に比べ低めですが、口座残高によるレバレッジ制限がないため、大口取引の対応力も抜群です。

8位 ThreeTrader:最大500倍

ThreeTrader公式サイト
ThreeTrader公式サイト

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング8位は、ThreeTrader(スリートレーダー)です。

TitanFXと同じく、口座残高によるレバレッジ制限がありません。

Pureスプレッド口座Rawゼロ口座
取引方式STPECN
最大レバレッジ500倍500倍
ロスカット水準20%20%
取引手数料無料1ロット片道2ドル~
最低入金額10,000JPY100,000JPY

また、ThreeTraderのスプレッドは海外FX屈指の狭さとなっており、スキャルピングでの高い資金効率をお求めの方にはぜひおすすめしたいブローカーです。

9位 AXIORY:最大400倍

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング9位は、AXIORY(アキシオリー)です。

AXIORYでは、マックス口座で最大1000倍、スタンダード口座とナノ/テラ口座(ECN口座)で最大400倍のレバレッジで取引ができます。

スクロールできます
マックス口座スタンダード口座ナノ口座テラ口座
取引方式STPSTPECNECN
最大レバレッジ1000倍400倍400倍400倍
ロスカット水準20%20%20%20%
スプレッド広い狭い狭い狭い
取引プラットフォームMT4,cTraderMT4,cTraderMT4,cTraderMT5

マックス口座ではスプレッドが広くなるので、おすすめは超低スプレッドと安定した約定力での取引ができるナノ/テラ口座です。

AXIORYでは、スキャルピングに特化したcTraderが利用できるのも魅力のひとつです。

AXIORYでは、口座残高によるレバレッジ制限が適用されます。

口座残高最大レバレッジ
〜 15,000,000 JPY400倍
〜 29,000,000 JPY300倍
〜 43,000,000 JPY200倍
〜 74,000,000 JPY100倍
74,000,001 JPY 〜50倍

10位 iFOREX:最大400倍

iFOREX公式サイト
iForex公式サイト

海外FXレバレッジおすすめ業者ランキング10位は、iFOREX(アイフォレックス)です。

iFOREXは設立20年以上を数える老舗海外FX業者で、安定した低スプレッドで長年人気を集めています。

iFOREXでは、口座残高によるレバレッジ制限がないこと、そしてロスカット水準0%と低いことがメリットです。

取引プラットフォームは独自のウェブトレーダーのみで、MT4やMT5が使えない点にはご注意ください。

海外FXのレバレッジとは

ここでは、海外FXにおけるレバレッジの基本知識について確認していきましょう。

レバレッジとは、てこの原理のように証拠金に特定の倍率をかけて取引を行うことです。

1ドル140円のレートで1ロット(10万通貨)を保有するには、レバレッジ倍率によって最低以下の金額を用意する必要があります。

最大レバレッジ必要証拠金
1倍14,000,000円
25倍560,000円
1000倍14,000円

このように、レバレッジ取引では自己資金の数百倍、数千倍もの規模の取引を行うことができるようになります。

ここが外貨預金とFXの最大の違いとなります。

海外FX特有のゼロカットとは

海外FXでは、国内FXにはない「ゼロカット」という仕組みがあります。

ゼロカットとは、FX取引で損失によるロスカットが執行された際に、自己資金以上のマイナス分を相殺して残高を0に戻してもらえる海外FX業者によるサービスのことです。

ゼロカットがあることで追証や借金が発生するリスクがなくなり、ハイレバレッジでも安心して取引を行うことができます。

ただし、ゼロカットの執行条件は海外FX業者によって異なるので、詳しくはご利用の海外FX業者の公式サイトをご確認ください。

国内FXと海外FXのレバレッジの違い

金融庁の管轄下にある国内FX業者と、海外で金融ライセンスを取得する海外FX業者とでは、レバレッジに関する制限・規制が大きくことなります。

国内FX海外FX
最大レバレッジ25倍制限なし
ロスカット水準100%平均20%
ゼロカットなしあり

国内FXでは最大レバレッジ25倍の制限があるので、大胆なハイレバトレードを行うことができません。

一方の海外FXでは、最大レバレッジの制限・規制がなく、最大レバレッジ無制限のブローカーまで存在します。

レバレッジが高いと一見リスクも高いように見えるかもしれませんが、海外FX業者ではロスカット水準の低さやゼロカットの採用によって、ハイレバレッジでも比較的安全に取引ができるようになっています。

海外FXのハイレバトレードのコツ・注意点

海外FXのハイレバトレードでは、少額の証拠金で大きな取引が可能であり、資金効率を高めることができます。

一方で、レバレッジをかけることで市場の小さな変動でも大きな影響を受けることがあるので、適切な資金管理は欠かせません。

続いては、海外FXでハイレバトレードを行うときのコツ・注意点を解説していきます。

損切りルールを徹底する

ハイレバレッジ取引は、小さな価格変動でも大きな利益や損失が生じる可能性があります。

そのため、事前に損失を最小限に抑えるための損切りルールを設定し、厳格に遵守することが必要です。

損切りルールを徹底することで、急激な相場変動や予期せぬニュースによる影響を受けた際に、損失を最小限に抑えることができます。また、感情に左右されずに取引を行うことができるため、冷静な判断が可能になります。

週末のポジション持ち越しを避ける

海外FXでハイレバトレードを行う際、週末のポジションの持ち越しは避けた方が無難です。

週末には市場が閉じるため、急激な相場変動が起こることがあります。特に、重要な経済指標や政治的なイベントが発生する週末は、市場の不安定性が高まります。

ポジションを持ち越す場合は、リスク管理を徹底し、市場の動向を十分に把握した上で慎重に行うことが重要です。

スプレッドによるコストも加味する

特にスキャルピングなどの短期トレードでは、スプレッドがかさみやすくなるので注意が必要です。

スプレッドの狭い海外FX業者や口座タイプを精査することで、より多くの利益を手元に残すことができるでしょう。

また、スプレッドは経済指標の発表や取引時間帯によっても拡大することがあるので、注意してください。

取引コストを正確に把握し、リスクを最小限に抑えることで、効果的なハイレバトレードを実践できます。

海外FXではゼロカット前提のハイレバトレードは禁止

海外FX業者の多くがゼロカットを採用していますが、だからといって無闇に高いレバレッジをかけてゼロカットを乱用するのは厳禁です。

ゼロカットの悪用は取引規約の違反に当たるため、口座凍結や利益没収といったペナルティを受ける可能性もあります。

ゼロカットはあくまで万が一の際のリスクヘッジとして考え、基本はロスカットされないような資金管理を行いましょう。

海外FXのレバレッジ制限・規制の種類

ここでは、海外FXの主なレバレッジ制限・規制を4種類解説します。

海外FXのレバレッジ制限・規制
  • 口座残高による制限・規制
  • 保有ポジション額やロット数による制限・規制
  • 経済指標発表時の制限・規制
  • 取引銘柄による制限・規制

口座残高(有効証拠金)による制限・規制

まず、最もメジャーなのが口座残高(有効証拠金)によるレバレッジ制限・規制です。

取引口座の残高が一定の金額を超えると、段階的にレバレッジが制限されます。

残高には取引による含み益も含まれるため、含み益の金額が大きい時は注意が必要です。

保有ポジション額による制限・規制

保有ポジション額やロット数に応じて、レバレッジ制限・規制が行われる海外FX業者もあります。

一度に取引できるポジションの量に制限がかかるので、大口取引や一部EAで希望のレバレッジでの取引ができないことがあります。

経済指標発表時の制限・規制

重要な経済指標の発表時に、価格の急激な変動による損失を防ぐためにレバレッジ制限・規制が行われることがあります。

レバレッジ制限が予測されるケースでは、事前に海外FX業者から公式サイトやメールでのお知らせが届きます。

取引銘柄による制限・規制

海外FX業者において「最大レバレッジ」として記載されているのは、基本的にはFX通貨ペアが対象です。

FXエキゾチック通貨や、商品CFD、株式などその他の銘柄は個別に最大レバレッジが制限・規制されていますので、ご利用の海外FX業者の取引条件をご確認ください。

海外FXのレバレッジに関する計算方法

続いて、海外FXのレバレッジ取引に関する各種計算方法をご紹介していきます。

必要証拠金の計算方法

海外FXにおける必要証拠金の計算式は、以下の通りです。

必要証拠金
=現在のレート× 取引量(ロット数) × 取引単位(1ロットあたりの通貨量) ÷ レバレッジ

次の計算条件のもと、実際に必要証拠金を計算してみましょう。

  • 最大レバレッジは1000倍
  • 通貨単位は1ロット=100,000通貨
  • 1ドル=140円のレート
  • USDJPYを1ロットを保有する

必要証拠金は以下のように計算できます。

必要証拠金
=140円×1ロット×100.000通貨÷1000
=14,000円

この条件では、14,000円の必要証拠金で1ロットを保有できることになります。

計算式からも分かるように、海外FXでは最大レバレッジが高いほど少ない金額で大きなポジションを持つことができます。

実効レバレッジの計算方法

実効レバレッジとは、ポジションを保有したさいに実際にかかっているレバレッジ倍率のことです。

海外FXにおける実効レバレッジの計算方法は、次のとおりです。

実効レバレッジ = 現在のレート×取引量×通貨単位 ÷ 有効証拠金

こちらも条件を設定して、実際に計算してみましょう。

  • 通貨単位は1ロット=100,000通貨
  • 1ドル=140円のレート
  • USDJPYを1ロットを保有する
  • 有効証拠金は10万円(含み損益なし)

実効レバレッジは以下のように計算できます。

実効レバレッジ
=140円×1ロット×100,000通貨÷100,000円
=140倍

よくある質問

最後に、海外FXのレバレッジに関するよくある質問にお答えしていきます。

レバレッジ無制限の海外FX業者は?

レバレッジ無制限の海外FX業者は、Exness(エクスネス)です。

レバレッジ3000倍の海外FX業者は?

レバレッジ3000倍の海外FX業者は、FBS、TradersTrustなどです。

レバレッジ1000倍の海外FX業者は?

レバレッジ1000倍の海外FX業者には、XMTrading、FXGT、AXIORY、TitanFXなどがあります。

ゴールドのレバレッジが高い海外FX業者は?

Exnessでは、レバレッジ無制限でゴールド取引ができます。

他には、XMTrading、FXGT、IS6FXなどの海外FX業者でレバレッジ1000倍でのゴールド取引が可能です。

仮想通貨のレバレッジが高い海外FX業者は?

仮想通貨FXの最大レバレッジは、FXGTの1000倍が最も高い倍率です。

海外FXの最大レバレッジ比較まとめ

今回は、海外FXのレバレッジについて比較・解説を行いました。

資金効率の高いハイレバレトレードは、特にスキャルピングなどの短期トレードで大きな効果を発揮します。

海外FXではロスカット水準の低さやゼロカットによってある程度のリスク対策は実装されていますが、実際に取引する際は適切な資金管理を行い、慎重に取引を行いましょう。

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